お年とアルコール依存症
お酒を飲むのはカッコいい????

私は若い頃、お酒の強い人はカッコいいと思っていました。
憧れでした。(^-^)
歴史をひも解いて見ると、
重大な政治の駆け引きにも
歴史を決めるテーブルにもお酒の瓶が必ずあったのです。
まぁ、テーブルについた紳士淑女が全て飲んだかは定かではありませんが、
多分男女の恋愛にもお酒は必須アイテムだったのではないでしょうか。(笑)
ホンワカ気持ちが良くなるぐらいなら私も大好きですが、
酔っぱらった気分にまでなると
自分がもう自分の範囲から外れ、自分の知らない人になってしまいます。
それが嫌で、いつごろからか飲むのを止めてしまいました。
でも、本当のところは、
30代のころは、お酒が好きで、勧められるままに飲んでいたのですが、
いくら酔っても自分のしたことは忘れる事はなく、
体は酔ってもひと様に迷惑をかける事はありませんでした。
自分は酔っても大丈夫というのが自慢でした。
それなのに、30代半ばから、酔っぱらうと
なぜか誘われても嫌でなくなった自分がいたのです。
自分にビックリしました。
誘いに乗りたい自分がいたのです。
思いました。
これが酒の力なんだと。
それから外で飲むのはやめました。
そして家の中で飲むと、気分が良くなるので、酔っぱらった後は何もしたくありません。
何もできなくなるので、それが嫌で自然と家でも飲まなくなりました。
アルコール依存症
お陰様でアルコール中毒の道に踏み込むことはありませんでしたが、
一歩間違えば危なかったと思います。
でも、他のチョットいけない中毒はあるので(大笑い)、人さまのことは言えませんし、
他人事ではありません。
何かのニュースで見たのですが、
日本ではアルコール依存症の患者は100万人を超えるのだとか、

そしてそのうちの5人に一人が高齢者だというではありませんか。
年を取ると酒に弱くなるとよく聞きますが、
酒に弱くなるというのは残念ながら本当の事だそうです。
高齢になるとアルコールの分解速度が落ちてしまいます。
少ない酒量でもアルコール依存症になりやすいのです。
高齢になるとお酒に弱くなり、少ない酒量でもアルコール依存症になりやすい。
これは覚えておくべき大事なことです。
人は、年齢を重ねると肝臓の機能が落ち、アルコールを分解するスピードが遅くなります。
そうすると、同じ量を飲んでも、若い頃よりアルコールの血中濃度が高くなってしまうわけです
また、体内の水分量の低下も影響します。
人間の体内の水分比率は赤ちゃんの頃は80%と非常に高いのですが、
加齢とともに下がっていき、高齢者は50%台になってしまいます。
アルコールを飲めば体内の水分の中に溶け込みますが、
体内の水分量が少なくなるので、アルコールを溶かす水分量が減り、
血中のアルコール濃度が高くなりやすいのです。
怖いのは、アルコール依存症患者の典型的な状態の1つに
起きている間はお酒を飲み続けて、
1日中アルコールが体内にあるような状態になる事です。
高齢者の場合は、1日3合ぐらい飲んだだけで
これと同じような状態になることがあります。
一番肝心なのは、若い頃の半分以下まで酒量を減らすこと
高齢者のアルコール依存症が増えたのは、
私たち団塊の世代が社会全体での高齢者を増やしていることも大きな要因ですし、
退職してやりたいことが見つからずアルコールに走ってしまうケースもあります。

団塊の世代の定年退職が始まった2000年代の前半から半ばに、
高齢者のアルコール依存症の患者が増えだしました。
では、私たちシニア世代が飲酒で気をつけなければならない
ポイントとはどのようなことでしょうか。
一番肝心なのは、やはり酒量を減らすこと。
そして、飲み方も大切です。
お酒はゆっくり飲むこと、
また食べながら飲むこと、


こういう飲み方をすると急激に血中アルコール濃度が上がるのを
防ぐことができます。
脱水を防ぐため、お酒を飲みながら水を飲むことも大切です。
ウイスキー、ジンなどアルコール度数の強い酒を

ストレートで飲むのは避け、
アルコール度数の低い酒を選ぶことが肝心です。
私は年を取って死ぬときは、できるだけ人さまに迷惑をかけず、
奇麗に死にたいという希望を持っています。
この年になったら、身の回りの断捨離だけでなく、心も心残りのないように
何とかしようと、暗中模索中です。(笑)

